コッペリアお礼


ありがとうございました

第6回公演「コッペリア」無事終演いたしました。
関係者の皆様には、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
 


 今回2度目となるオーケストラ公演。バレエをする人なら誰もがあこがれるオーケストラでの舞台。私たちがその恩恵に与れることは大変光栄に思います。
オーケストラ公演で一番苦労することは、テンポ感覚です。毎日生演奏で練習するわけにはいきませんから、普段はCD演奏の音を使用しています。
それを指揮者に渡し、音合わせするのですがこれがなかなか大変な作業なのです。子供達は、CDのテンポの音を想像して踊りますが初めからうまくいくわけではありません。何度かすり合わせの作業をしながら本番に向かいます。指揮者の高谷先生は、何度も何度も私たちの要求に応えようとして下さいました。こんなに素晴らしい指揮者に出会うことができて私たちは幸せ者です。







「コッペリア」はマイムの多い作品としても知られています。私(宮崎章夫)は、振付者としてこのマイムを非常に重要視しています。かつては、マイムいわゆるお芝居をすることに抵抗感をもつ生徒が多かったのですが、今回の出演者は、何の抵抗もなくすんなりと自然にお芝居が出来るようになってきました。特にスワニルダの友人の8人はその結束間も強く、私が何も言わない間にあれこれ工夫して彼女たちなりの答えを見つけて提示してくれました。
その彼女たちをさらに引き上げてくれたのが男性ゲストの皆さんです。リハーサルでは毎回、自分の踊りはもちろんのこと、私の意図するところをプロダンサーの目から生徒達に伝えようと最大限の努力を惜しまず取り組んで下さいました。彼らの協力のおかげで、よりチームワークの取れた舞台がつくれました。

リハーサル

スタジオで十分練習はしているものの、やはり舞台では勝手が違います。
前々日の金曜日、まずは舞台の広さに慣れるため舞台上でレッスンをします。そして、舞台監督さんがセットの概要を示すテープを貼ってくれます。それを元に自分たちの踊りの場所を確認します。
今回は20人の小学生が3幕にエンジェルとして出演しています。彼女たちにとって舞台上で稽古場のように動くことは慣れるのに時間がかかります。
何度も何度も繰り返します。
 
前日
オーケストラも入り、音合わせをしながらのリハーサルです。テンポの最終調整をしながらリハーサルを進めていきます。
1幕から順に進めていきますが、舞台装置の中で動くと想定外のことが色々出てきます。みんなで集中しながら早急に解決していきます。
8時過ぎに一端終了しました。が、やはり小学生の立ち位置に不満が残ります。通常の発表会では、疲れが残るといけないのでこれでよしとするところですが、今回は心を鬼にして?最後の最後まで細かいところを詰めてゆきます。

マズルカと結婚の踊りを踊っていた一人が怪我をしたため、アメリカから帰国したばかりの福田恵未が急遽代役に入ります。もともと振り覚えの早い子でしたが、2日ほどで何事もなかったかのように中に溶け込んでいます。

今回で6回目の公演となりますが、発表会の時も同様、何かハプニングがあります。初めから計画通り出来たことはありません。おかげでいつも最悪の状態を考えるクセがついてしまいました。くるならきやがれ何でも受けて立ってやるぞ!みたいな心境で本番を迎えます。

そして本番

朝9時、前日終わりが遅かったにもかかわらずみんな元気に楽屋入りしました。子供達はまずメイクをほどこします。
舞台上でレッスン。心が引き締まります。小学生も少し慣れてきたのか、先輩達のレッスンについてこれるようになりました。昨日遅くまで練習したのでみんなの体力が心配でしたが、杞憂に終わりました。
 
開演前に懐かしい友人達が楽屋に顔を出してくれます。東京に住んでいたときの友人に出会うと瞬間的に当時にもどれます。ひたすら真面目に?バレエに取り組んでいたあの頃に・・・。
 
緞帳の後ろでスタンバイ。幕開きは私の登場から始まりました。オーバーチュアを聴きながら、今までの練習を思い出します。ああ〜またいっぱいみんなに怒ってしまったなぁとか、あの日は大変だったなぁ〜とか等々。
幕が開いたらあとはもう進むだけです。本番の日はいつも思います、舞台の上には人を元気にしてくれる神様がいるのじゃないかしら・・。みんな練習以上の成果を披露してくれます。

僕の中では、みんなの踊りは120%でした。小学生のみなさんは150%の成功だと思います。今回このメンバーで公演ができたこと幸せに思います。出演者のみなさん、オーケストラのみなさん、スタッフのみなさん、指揮の高谷先生、男性ゲストのみなさん、そして裏の手伝いを一手に引き受けて下さったご父兄のみなさま、今回の公演に関わって下さった皆様すべてに
感謝いたします。

ありがとうございました。


                    宮崎章夫